この日、新設された工場で行われた商品開発の会議。
次に売る出すと決めているのが「飲むヨーグルト」です。
オブセ牛乳とさまざまな種類の乳酸菌や砂糖を混ぜ合わせ、発酵の具合などを試していきます。
出来上がったものはすぐに試食し、味を確かめます。
西岡社長「3種類の乳酸菌、砂糖も2種類使っています。乳酸菌の違いと砂糖の違いでどう違ってくるかをみんなで確かめてみたいなと」
6種類の試作を食べ比べ甘みや酸味のバランス・後味について意見を出し合います。
(試食)「一番最初のやつが一番爽やか、後味はこれがスッキリしている」「飲むヨーグルトは甘みがあるので自分は酸味が少ない方がいいのかなと思いますけど」
走りはじめたばかりののむヨーグルト作りは、まだまだ、試行錯誤が続きます。
西岡社長「何を思ってやるのかというところで、おいしいものは何を入れても美味しいと思うが、コンセプトをしっかり考えていかないと、誰かの好みに合わせると100通り作らなきゃいけなくなるので、そこが難しいところ」
西岡さんには、妻の由佳さんと共に実現させたい構想がこのほかにもあります。
「これが3歩目か4歩目になると思うんですよ、事務所を改装しようかなとお店ぽっくグッズとかお品物を売って…」
観光客などを迎え入れられるよう、来年度までにショップも作る予定です。
妻・由佳さん「この牛乳ってこんなふうに美味しいのよとか、話ができたらいいなと思う。「(夢がふくらみますね?)もっともっと遠くにあるよ(見据える先は)」
西岡社長「首都圏だったり大阪だったり、遠くの方に来ていただけるような地域にとっての活力となれるようになりたい」
新たな展望へ!オブセ牛乳の進化に目が離せません。