中澤アナウンサー:
「何かヒントないですか?」
竹内さん:
「分身です」

その「分身」の作業が行われるという部屋にお邪魔すると。

中澤キャスター:
「えーっ?なんですかこれ」「これが分身の術?」

現れたのは、何本もの細い柱に囲まれた空間です。

フリースケール営業課長・近藤清志さん:
「これはスキャナー本体なんですけども、黒いのが一つ一つがカメラになっていまして一瞬で撮るかたちになります」
中澤アナウンサー:
「360度!」「いくつカメラがあるってことですか?」
近藤さん:
「97台あります」

97台のカメラで撮った写真をパソコンに転送。

それをパソコンで加工して3Dデータを作成します。

そして、このような3Dデータをもとにして作られるのが。

竹内さん:
「こちらです!」
中澤アナウンサー:
「あれ?これ」
竹内さん:
「私になります」


手にしていたのは、10分の1スケールの竹内さん。

測量会社の新事業とは3D技術を生かしたフィギュアの製作です。

中澤キャスター:
「ほらほら裏もしっかり社長ですよ」


スーツのしわやメガネなど細かい部分も表現されています。

また、フィギュアに活用するだけではなく、パソコン上の「分身」は動かすこともできます。

竹内さんは今後、仮想空間でのアバターとしての活用も視野に、3D技術を応用した新事業を展開していきたいということです。