(3)「時代に逆行?!アナログなレジ業務」

支払いが済んだ商品はスタッフが必ず袋詰め。

レジ袋の有料化以降は、対象外となる植物由来の環境に配慮した袋を無料で配布しています。


おなじみになったセルフレジは1台もなく、対面での会計にこだわっています。

女性客:
「いらっしゃいませとか、袋を付けるのもここはちゃんとしてくれますし、お年寄りの方に袋詰めしたものをカートにのせてあげたりとか、運んであげたりとかしている姿を見るので、すごいなとは思います」

会計は「お客さんとの最後の接点の場」と位置付けるナナーズ。

店内にはたくさんの「ありがとう」があふれます。

ナナーズ・菊池潤一統括本部長:
「色々なスーパーは基本的には沢山の客を呼びたいので価格という所を重視しますが、そこじゃない。袋詰めをさせてもらうという所で、客とのふれあい中でスーパーの存在意義が、物を買うだけじゃないという所を一番大切にしている」

そして、4つ目は…。

(4)「川上村ならでは!新鮮野菜を直送」

菊池潤一統括本部長:
「川上村ならではということで、直送でやらせてもらっています。ほとんどのスーパーは市場で一回野菜が寝かされる1日2日、それがスーパーに届くが、(ナナーズは)鮮度を保つためにそのままお店に持ってくる」

レタスや白菜などの仕入れは、地元の生産者と年間契約を結んでいます。

新鮮な野菜が並ぶのはもちろん、市場の変動に影響されないのも強みです。

効率化を進める企業も多い中で、ナナーズが最も大切にするのは「おもてなしの心」。

これからも独自の戦略で挑戦を続けます。


菊池潤一統括本部長:
「時代がデジタル化していく中で全てアナログでスタッフがやるという所に重きを置いているので、お客様とのふれあい・お客様を感動させたい、大きい話をすると日本に今足りないような所が必要とされる、年配のお客様が親しみやすいという所でナナーズの存在の価値を作っていきたいと思っています」