中島君:
「ピンチの場面でも、(大輝から)頑張れ!っていう背中を押してもらえてるんだなっていうのは感じます」
気迫の投球で、このピンチを切り抜けました。
4回、長野日大はエラーも絡んで1点を先制されます。
しかし、直後の5回。
ツーアウト2塁のチャンスで、ツーベースが飛び出し、すかさず同点に。
「カキーン」
さらに逆転に成功しました。
試合には、もう1人の仲間、小山泰斗(こやまたいと)くんも途中出場。
みんな全力プレーでチームに貢献します。
その後は緊迫した投手戦が続き、迎えた9回の2アウト。
ヒットが出れば同点に追い付かれるピンチです。
大輝さんの思いも乗せ、気迫の投球を続けてきた中島くんが投じた、116球目。
ライトフライに打ち取りゲームセット。
2対1で勝利し、準決勝に駒を進めました。

中島君:
「背中を押してもらえたと思います。頑張れっていう声が聞こえて
きて。大輝のおかげであのピッチングができたと思います」
大輝さんと交わした約束の「甲子園」まで、あと2勝。
仲間たちが熱い最後の夏を駆け抜けます。