ダンス経験は関係なし!

とにかく一緒に体を動かすことから始めるのがチョッパー流。

「ギャングたちが始めたダンスなので舐められるじゃん、だから絶対負けないっていう前のめり、だから猫背!」

生徒と同じ目線に立ち、分かりやすい言葉でレクチャー。

「じゃあ次はこうやって…」

休む間もなく、どんどん次のステップへ。

ブレイキンの見せ所、回転技にも挑みます。

「そうそうそうそう!うまいね」
「構えてくるくる!はい!」

たった30分、基本の動きをマスターさせたら、曲に合わせ、本格的なブレイキンに!

「個性が大事だからブレイキンは自分は自分らしく!」

「ガンガンいかないと教えられない。50分しかないときは」
「何事も一生懸命やろうっていうのを俺らは教えたい」
「ブレイキンに会うまで、僕チョットそれができていなくて、ブレイキンに出会ってかなり変わったんですよ、人生が」

長野市出身の真鍋さん。

中学高校とバスケットボールを続けていましたが、どこかで本気になりきれない自分に悶々とした気持ちを抱いていたといいます。


「なんか燃え尽きない悶々としていた時期、それがずっと続いていた」
「ぶつけるところがなくてつまらなかったんですよね日々が。そうなったときに仲間と夜遊びしたりするのが逃げ道だったのかなと」
「俺って何やってるんだろうっていうのがあって、それが変わりましたね、ブレイキンに出会ったことで」

大学時代、本格的にブレイキンを始め、見る見るのめり込んでいきました。

サークル活動だけではなく、全国で開催されるバトルにも参加し、同じ道に打ち込むかけがえのない仲間と出会いました。


「そのままでいいんですよ、僕のままでいいし、僕の感情でいいし、僕の姿かたちでいいし、僕のスタイルでいいし、それまでは僕、そういうのに出会ったことがなかったんですよね」

レッスンの締めは、2つのチームに分かれ、オリンピックと同じバトル形式にも挑戦。