レスキューしたものは、そのまま売るだけでなく、こんなアイデアも。

リビセン 百瀬貴成さん:
「これとかは手掛けの跡もついているんですけど、建具をばらして組み替えてフレームにしたもので」


ほかにも床板から作ったせっけん置きや、端材を使った一輪挿し。

こちらのスツールは、なんと神社からレスキューした「御柱」からできています!

古いものを生かして新たな価値を生む活動は、街にも広がっています。

市内にはいま、リビセンのサポートで、空き家や空き店舗をリノベーションした店が増えてきています。

こちらの書店も、その1つ。

洋服店だった建物を改装し、2023年1月にオープンしました。

言事堂(ことことどう)宮城未来(みやぎ・みき)さん:
「古いもの(古本)を扱っているお店なので、それにしっくり合うような本棚だとか店内の装いというのは、古材が一番合うのかなと思って、やってもらうならぜひリビセンにというのは決めてて」

壁の本棚は、リビセンがレスキューしてきたタンスの引き出しなどを再利用。

店主の宮城さん自身もリノベーション作業を行い、店を完成させました。


言事堂 宮城未来さん:
「今まで住んでいた方も、新しく来てお店を始めるという人たちにも、(リビセンが)両方にとってすごくいい環境を生み出しているなと」

地域の隠れた資源に光を当てる、リビセンの取り組み。

環境にも、街にもいい循環が、生まれています。