長野電鉄の担当者は主に2つの理由をあげます。

◇警報機・遮断機が設置できない理由=設置コスト


長野電鉄・技術課 竹腰信一(たけこし・しんいち)課長:
「機器の新たな設置やシステムの構築の関係、日々のメンテナンス、ランニングコストもかかってきて、数千万単位が第1種化には必要」

警報機や遮断機を設置するには、1つの踏切あたり、1000万円以上がかかるといいます。

その後の維持管理も合わせると、数千万円の費用となり、設置は難しい状況と説明します。

◇廃止できない理由=住民の要望

竹腰課長:
「なかなか廃止の話を持ちかけても合意が得られない」

第4種踏切を廃止する場合、道路を管理する自治体や、地元住民などとの協議が必要となります。

住民の利便性などを考えると合意を得るのが難しいといいます。

住民:
「散歩だけ(使っている)。地元の人は無くなってほしくない」

住民:
「回っていかなくていい、歩いて行ける所にいろいろあるので」
「危ないは危ないですよね」


長野電鉄がこの20年で廃止するなどした踏切は8か所。

最後に対応したのは12年前で、廃止の動きは、鈍くなっています。

安全を第一にした対策をどう進めていくべきか。

課題は残されたままです。