半戸寿子さん:
「いっぱいだね、ちょっといっぱい作りすぎた」

この日は半戸さんの自宅でとれたカボチャの天ぷらや、広瀬さんが漬けたたくあんもテーブルに並び、デザートまで全部で13品!


釜玉うどんと、お総菜バイキングで800円という安さです。

評判は口コミなどで自然と広がっていきました。

地元の住民:
よく来ますか?「私は良く来る」
「職場が近くなのですごくおいしいですよ、(お総菜が)何種類もあるから」

村の名産・トマトジュースが使われたトマジューカレーうどんも人気で、持ち帰りも出来るため、高齢者もよく訪れます。

地元の住民:
「おいしいですよ」
「(近くに)お米を買いに来たから、ここやっているだろうかと思っていつも買いに来る。良いよ、こういうお店があるから」

人口減少や高齢化が進み、地域のコミュニティーが薄れつつある中、2人はこの場所を、村民が繋がれるところでありたいと考えています。

半戸さん:
「(扉の)向こうに座っている方にどうぞと言うが、扉があると、なかなか入ってこない。もう少し、中に入って麦茶1杯飲んだり、コーヒーも出しますし、活用してもらえれば」


広瀬さん:
「気楽に寄れる場所になってもらえれば」
「話す相手がいない方とかが来て、気楽に話して『あそこに行けば誰かいるから』とそういう場所になればと思う」

あたたかいおふくろの味で地域を繋いでいきます。