世界水準の山岳リゾートへ。長野県内の観光地に変化が起きています。

外国人観光客の増加に加え、海外投資家による大規模開発計画も進むスキーリゾートの今を取材しました。

雲ひとつない晴天に恵まれた白馬八方尾根スキー場。

北アルプスの展望台とも呼ばれる大パノラマと雪質の良さで、国内外のスキーヤー・スノーボーダーを魅了します。

「I Love HAKUBA!HAKUBA is so good !!」

中でも目立つのが、海外からの旅行客です。

海外からのスキー客:
「私はシドニー、オーストラリアから来ました」
「私はニュージーランドから来ました」
「私たちはフランスから来ました」

スキー場によりますと、1月の外国人来場者数はおよそ6万人。

前の年の同じ時期に比べておよそ1.7倍に増え、国内からの来場者数をおよそ2000人上回りました。

海外からのスキー客:
「私が白馬を選んだ理由はとてもきやすいところだから。新幹線を使えば、とても簡単にここまで来られるし」
「スキーリゾートがいっぱいあるところ。それぞれのスキー場が近くて、とても便利」
「私たちは1週間滞在します。最初にスノーモンキーを見に行って、あと4日間スキーをして」

海外からの富裕層を取り込もうと、白馬では新たな宿泊施設の開業が続きます。

村内初の外資系ホテルとして、世界最大級の会員数を誇る『マリオットグループ』のホテルが6年前にオープン。

さらに、八方尾根のゲレンデ脇では、シンガポール資本の高級ホテル『バンヤンツリー』の建設計画が進行中です。