そんな中、白馬のリゾート開発を支えてきた日系ホテルにも変化が。
開業65年を迎える白馬東急ホテルは、白馬三山を望む好立地で、皇族をはじめ多くの著名人を迎え入れてきました。
「こちらがアルブル(フランス語で『木』の意味)ルームのお部屋でございます」
2月10日から宿泊の受け入れが始まった、新しいコンセプトルーム。
32平方メートルのスタンダードルームを2つ繋げて、大きな客室に作り変えました。
外国人旅行客は、家族や友人などグループで滞在することも多く、多人数で泊まれる部屋のニーズが高まっていました。
広いウォークインクローゼットも備え、複数のスーツケースやスキーの板をそのまま収納することができます。
白馬東急ホテル・萩原博営業支配人:
「長くて10日、最低でも1週間くらいのお客様が多くて、スキーだけでなくスノーモンキーツアーや、一日暖炉の前で本を読まれたり、スキーのリゾートライフを楽しまれている方が多いので、そういう方に対応できるお部屋にしてあります」
1泊2食付きで1人5万8000円(平日・2人1部屋)からと料金は高めですが、2月はほぼ予約が埋まっているといいます。
萩原博営業支配人:
「白馬東急というスタイルは変えずに、新しいお客さんにも来ていただける、そういう変化をどんどんしていっているところ」