アメリカのトランプ大統領は、イランに対し「地獄が降り注ぐまであと48時間だ」と警告し、ホルムズ海峡の開放などの対応を改めて迫りました。これに対し、イラン側は「地域全体が地獄になる」と述べ、徹底抗戦の構えです。

黒い煙が立ち上るのはイランの石油化学施設です。イランメディアは4日、南西部フゼスタン州にある複数の石油化学施設へ攻撃があったと報じました。この攻撃で5人が死亡し、170人が負傷したということです。

イスラエルのネタニヤフ首相は、「イランの石油化学施設を攻撃した。我々はイラン政権を徹底的にたたき潰す」と述べ、今後もイランへの攻撃を続ける姿勢を鮮明にしました。

一方、トランプ大統領はイランのエネルギー施設への攻撃を今月6日まで10日間延期すると表明していましたが、4日SNSで…

トランプ大統領
「“合意を結ぶ”か“ホルムズ海峡を開放する”か選ぶよう、10日間の猶予を与えた時のことを覚えているか?」

このように投稿し、「時間切れが迫っている。あらゆる地獄が降り注ぐまであと48時間だ」とイランに警告しました。

これを受けてイラン側は…

イラン 軍事当局者 
「事態の悪化が続けば、地域全体がお前たちにとって地獄となることを忘れるな」

このように述べ、強く反発。徹底抗戦の構えを崩していません。

こうした中、AP通信はパキスタンなどの仲介国がアメリカとイランの戦闘終結に向けた会談をパキスタンの首都イスラマバードで開催することを目指し調整を続けていると報じました。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは3日、イラン側が会談する意思はないと伝えたと報じていましたが、イランのアラグチ外相は4日、「イスラマバードに行くことを拒否したことは決してない」とし報道を否定しました。

ただ、アメリカが求めたとされる停戦ではなく、「決定的かつ永続的な終結が条件だ」と強調しています。