イラン上空で撃墜されたアメリカ軍の戦闘機の乗員1人が行方不明になっていましたが、複数のアメリカメディアはこの乗員が救出されたと伝えました。
「アメリカ軍は歴史上、最も大胆な救出作戦のひとつを成功させた」、トランプ大統領は5日、このように投稿しました。作戦には「数十機の航空機を派遣した」と明らかにしています。
これに先立ちワシントン・ポストは4日、当局者の話として、イラン上空で撃墜されたアメリカのF15戦闘機の乗員のうち、行方不明になっていた1人をアメリカ軍が救出したと報じました。救出作戦に関わった全員が無事帰還したということです。
F15戦闘機の乗員の捜索をめぐっては、イランメディアが地元住民に対し行方不明の1人を捜すよう呼びかけたうえで、身柄確保に協力した人には報奨金が与えられると伝えていました。
トランプ氏は、救出された乗員について「負傷しているが、すぐに良くなるだろう」とした上で、「1人の死傷者も出さずに作戦を成し遂げたという事実は、我々がイラン上空で圧倒的な制空権と優位性を確立していることを改めて証明するものだ」と主張しています。
こうした中、イランの軍事精鋭部隊「革命防衛隊」は5日、イランメディアを通じて、アメリカ軍の救出作戦に対し、合同部隊による対応を行い、「敵の航空機を破壊した」と明らかにしました。
作戦には、革命防衛隊やその傘下の民兵組織バシジ、警察などが参加したとしています。
イランの軍事当局者は、撃墜された機体にはC130輸送機のほか、ヘリコプター2機が含まれると主張しています。
一方、ニューヨーク・タイムズは、アメリカ軍の高官の話として、救出作戦にあたっていた輸送機2機がイランの領内で離陸できなくなり、イラン側の手に渡ることを防ぐために意図的に爆破したと報じています。
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