岡山市はインタビュー取材できず「対応を協議中」
そして、他の4つの時計は、岡山市が管理していることがわかりました。市に問い合わせたところ、忙しいため、インタビュー取材の対応ができないとのこと。
その代わりのコメントとして、
「時計の定期点検は実施されておらず、市民・県民からの通報を受けてはじめて対応を行っているのが現状」
「桃太郎大通りに面する時計に関しては、完全に故障しているため、現在対応について協議中」
「市としても、現行の体制に問題があると判断したため、点検の体制を整えるなどして、適切な対応を進めたい」
と話していました。

たかが時計、されど時計。観光客や、通勤・通学客が多く目にする場所にある公共の時計だからこそ、その管理の正確さが問われています。
【スタジオ】
こんなにも遅れたり止まってる時計があるとは、ちょっと驚きました。春川さん、この現状をどう受け止められますか?

(コメンテーター 春川正明さん)
「実は私、2年ほど前から岡山に来るようになって、最初に大通りに面した時計が止まっているのを見てびっくりしたんですね」
「こういうことが許されている街なんだって、なんか廃れてるのかなって、やっぱりネガティブに感じました」
そしてこの時計に動きがあったようです。取材した砂山記者です。

(砂山祐佳里記者)
「そうなんです。【画像⑰】のように遅れたり止まったりしている時計ですが、岡山県と岡山市に先週の水曜日(5日)に事実を確認したあと、3日後の土曜日(8日)に現場に行ってみると、3ヶ所は正しい時刻に直されていました(【画像⑱】)」

(コメンテーター 春川正明さん)
「すぐに対応していただいたということですかね、やろうと思えばできるなら、すぐやってほしいですけどね、普段から」
(砂山祐佳里記者)
「そしてVTRにもあった通り、壊れたままの1か所はずっと7時を指したまま。さらにデジタル時計については、2分遅れて16分遅れとなっていました」(【画像⑲】)

「加えてきょう(11日)岡山市から電話があり、こちらのデジタル時計についても、『もうかなり古い時計ということで、直すのが難しい』ということでした」
(コメンテーター 春川正明さん)
「やっぱり、街を歩く人たちの実用的な問題もあるんですけども、最初にもちょっと言いましたけど、やっぱり『街のイメージの問題』だと思うんです」
「些細な問題かもしれませんが、こういうところが市や県に対する信頼に繋がると思いますので、本当迅速な対応をしっかりしていただきたいなと思います」