そもそも「ツチノコ」は誰がどんなところで見つけたのか

【画像⑪】

日本におけるツチノコブームは、1970年代が最初だと言われている。以来、各地で目撃情報があるたびに捜索が行われてきた。23年前、この街で何が起きたのだろうか。

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「ここですわ。ここが発見されたところ、ここで見つかった。これが丸まった状態で、その溝の中に流れていた、こんな感じで」(【画像⑫⑬】が見つかった現場)

【画像⑫】「ツチノコ」は、この斜面の水路で見つかったのだという
【画像⑬】今回大活躍!の「ワニの人形」で当時を再現

この場所が、発見現場なのだという。

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「そこのおばちゃん姉妹が2人で発見して、発見者が言うには、一輪車=猫車があるけど、あれのタイヤのように見えたんだって。上から見るとまるでタイヤのように見えたって」

【画像⑭】

それは、引き上げてみると『蛇に似た、胴の太い不思議な生き物』だったという。

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「そこのおばさんが、『結構蛇好きな人』だったんです」

ー蛇好き...珍しい人おるもんですね?

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「もうかわいそうだから埋めてあげようと。この石の下に埋めてあげたんですわ」(【画像⑮】)

【画像⑮】この石の下に「ツチノコ」を埋めた

旧吉井町には今でも「ツチノコ」の「骨・皮」が保管されている!

一旦は埋められた死骸。しかし、その話を聞いた住人が「あれはツチノコだったのでは」と考え、しばらくしてもう一度掘り起こしたのだという(【画像⑯】掘り起こされた「ツチノコ」とみられる死骸)。

【画像⑯】当時埋めたのを掘り返した「ツチノコ」と思われるもの

ーで、どうなったんですか?死骸は。

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「死骸はあります、骨とか皮とか内臓とか」

なんと集会所に、当時見つかった死骸があるという。取材班が集会所に足を運んでみると、そこにあったのは。。。

(宮武将吾 アナウンサー)
「骨や!」

骨が綺麗に残っていた(【画像⑰】)。

【画像⑰】ツチノコの骨?

その他、皮も内臓も大切に保管されている(【画像⑱】)。

(宮武将吾 アナウンサー)
「皮に見える。でも蛇が脱皮した後にも見える。。。」

【画像⑱】

実は青山さんもその死骸を当時見ていたという。

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「蛇にも見えない、何かよくわからない。結構こんなでっかいんですよ」

ーこれ、お腹の部分?普通の大きさじゃないですよね。

(吉井町ツチノコ研究会 青山敏夫 事務局長)
「蛇でこんなに太いったらなかなかですよね。日本じゃ見ないんじゃないかっていうぐらいのね」