4つの建て替え候補地
また熊本市は建て替えるならどこを候補地にするのかを明らかにしました。
熊本市の担当者「必要な延べ床面積が確保できることなどの条件を満たす場所を建設候補地として複数選定いたします」

その候補地が4か所。現在、本庁舎がある手取本町(てとりほんちょう)、日本郵便九州支社などがある城東町エリア、NTT西日本桜町ビルの場所、白川公園です。
4か所の候補地それぞれのメリットとデメリットが示されました。
今の場所(手取本町)での建て替えは 用地確保に向けた地権者との交渉は不要ですが、建設期間中は仮設庁舎が必要で工事の長期化が懸念されます。

「城東エリア」や「NTT西日本桜町ビル」は地権者との交渉が必要ですが、仮設庁舎は不要です。
市によりますとNTT西日本は交渉に応じる意向を示しているということです。
白川公園は候補地になっていますが、大西市長は会見で…。

大西一史 熊本市長「大規模災害が発生した際も、白川公園のような、あれだけの広い公園や防災施設を他に作れるかと言えば なかなか難しい」
市は建設地についてできるだけ早く決めたい考えです。