基本構想から“約115億円の増額”の理由は?

(解説)2019年に示されたときの概算事業費は約355億円でしたが、今回は約470億円となっています。
ーー事業費が増えたのはなぜ?
延べ床面積が増えたことや、物価高騰の影響で約115億円押し上げたことになっています。
延べ床面積が増えた要因としては「災害対応機能の強化」であったり「いこいのスペースの設置」などがあげられています。
事業者側の意見
また、熊本市は去年9月から今年1月にかけて事業者側に「建て替えの事業をどうしたいか」という聞き取りをしていて、その内容も明らかになりました。

例えば「現在の庁舎の場所に熊本城が見えるホテルやマンションの整備する」案が提案されています。
このようにホテルやマンションを組み合わせることで“事業性が上がる”という意見が多かったということです。
後生川凜アナウンサー「こういった意見を踏まえて、あと一年ほどで決まるとなると、ちょっと急いでいるなという気もします」