熊本と福岡・佐賀を結ぶ自動車専用道路「有明海沿岸道路」の熊本県内での事業が着手されます。

きょう(2月12日)、荒尾市では事業に着手する節目としての中心杭打ち式が行われました。

有明海沿岸道路は熊本市と佐賀県を結ぶ自動車専用道路の計画で、既に佐賀県と福岡県で約40キロが開通し荒尾市と福岡県大牟田市の区間では工事が進められています。

きょう(2月12日)事業が始まったのは、荒尾競馬場跡地から南に2.2キロの「荒尾道路」と呼ばれる区間です。

この区間の総事業費は約230億円でこれから、測量や地質調査が始まります。

国土交通省によりますと、自動車専用道路ができることで渋滞の緩和などが期待されるということです。完成時期は未定です。

改めて有明海沿岸道路についてですが、熊本市と、荒尾市や福岡・佐賀を結ぶ自動車専用道路の計画です。

すでに開通しているのは荒尾より北、福岡県大牟田市の『三池港インター』と佐賀市の『諸富インター』の区間など約40キロです。

キャスター「道路全体としては整備が進んでいるんですね」

熊本に関係する区間としては今、『三池港インター』と『荒尾北インター(仮)』の区間は工事中で荒尾北インター、競馬場跡地から南2.2キロ付近、この荒尾道路の事業がこれから始まります。