熊本県内で暮らす外国人が 社会参画できる地域を目指すシンポジウムが17日、熊本市で開かれました。

このシンポジウムは熊本県内に住む外国人の支援活動を行っている市民団体が開催しました。

去年12月時点で県内には2万人以上の外国人が暮らしていますが、その3分の1が技能実習生で国籍別ではベトナム出身者が多くなっています。

市民団体の代表は「差別や偏見を無くし、外国人が地域の担い手として参画できる社会を目指す必要がある」と講演しました。そのあとのパネルディスカッションでは技能実習生の妊娠出産に関する人権侵害の事例や外国人から見た防災・災害時の問題点なども紹介されました。