♪「あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ せんばさ せんば山にはタヌキがおってさ…」
童謡「肥後手まり唄」に登場する熊本の船場町(せんばまち)※諸説あり
そこにある中央郵便局前のポストに座る「船場のタヌキ」像はシーズンごとに衣替えをするため、人気ものでした。

ところが今朝、このタヌキ像に大変なことがおこったんです。

いつもの場所からタヌキが消えているではありませんか!
跡地にはポストを一時撤去するとの文字。
実は…

事故の目撃者
「(店先を掃除中)突然ドーンという音がしてビックリして振り返ったら、タヌキさんとともにポストが吹き飛んでいた」
警察と中央郵便局によりますと事故が起きたのは 7月 1日 午前5時40分ごろ。
ポスト近くに停車した普通乗用車が発車する際、一度バックをしようとした運転手の男性がギアを入れ間違え、ポストに衝突したとみられています。
この事故によるけが人はいませんでしたが、ポストとタヌキ像はどうなったのか…

車がぶつかったポストは左側が大きくへこみ、使えない状態に。
郵便局員
「(ここまでの破損は)私が経験した中ではないですね」
タヌキ像自体は破損した部分もなく無事でした。
代わりのポストが届くまでしばらくの間、タヌキは早めの夏休みとなりそうですが、代わりのポストが来てもサイズや形によっては像をのせることができないかもしれない、とのこと。

あのユーモラスな姿がいつ見られるのか?その目処は立っていません。