山岳愛好家たちが、国宝への指定が答申されている通潤橋の草取りに取り組みました。

熊本県山岳・スポーツクライミング連盟とAAR熊本のメンバーが橋の除草作業を行ないました。

今年6月、国の文化審議会が熊本県山都町の通潤橋を国宝に指定するよう答申しました。

今年秋ごろの正式指定を前にボランティアで参加した41人はロープに身を託して石積みの間から生えている草を取り除いていました。

こうすることで、植物の成長に伴って心配される石積みの緩みや変形を防いでいて文化財保護の点でも重要な作業です。

通潤橋は高さ20メートルの国内有数の大型の石橋で9月には、周辺で八朔祭が開かれます。

きれいな姿になった通潤橋が祭りに彩を添えます。