熊本市の新庁舎整備に関する特別委員会が開かれ、基本計画の骨子案が示されました。

これに対し、議員からは、早い段階で市民説明会を開くべきなど、注文が相次ぎました。

熊本市は本庁舎を「NTT桜町ビル跡地」に、中央区役所を「花畑町別館跡地」に建て替える方針を示しています。

着工は2028年度以降で、事業費の概算は現段階で616億円を超える見通しです。

市側は今日(8日)の特別委員会で基本計画の骨子案を示し、本庁舎や中央区役所に必要な床面積や配置イメージをこれから固めると説明しました。

議員からは…

髙本一臣議員「建て替えるからあれもこれもではなく、必要なものを精査しながら基本計画に反映させるべき」
上野美恵子議員「計画案が固まった後に市民の意見を聞いても、それを踏まえるとか、反映するとかが限られてくると思う」

熊本市は基本計画の素案が固まった後の来年度以降に住民説明会を開くとしましたが、議員からは早期開催を求める声も上がりました。