熊本城をより知ってもらおうと、夏休みの子どもを対象にある講座が開かれましたた。その名も「熊本城学」。

熊本城調査研究センター 嘉村哲也さん「熊本城というのは歴史的価値があってみんなの宝物として財産として重要なもの」

子どもたちは、城の歴史や今後の復旧計画の説明を受け、熊本城を支える大切なものに触れました。

参加者「ハートみたいだからこれがいいかな」

参加者「重いです。やっぱり」

手にしたのは、石垣の中に詰められる「ぐり石」。

嘉村さん「ぐり石は石垣が安定するのにとても大事な場所になるので」

模型を使った石垣の説明にも興味津々の子どもたちは、今後の復旧作業で使われる「ぐり石」に復興への思いを込めました。

「石垣の一部になるのはちょっと嬉しい」
「頑張れ熊本を書きました。できるだけ早く修復してくれるといいなと思います」

この「ぐり石」は、9月の復旧作業で石垣の中に組み込まれる予定です。