女子生徒にわいせつな動画を撮影させた上、SNSで送信させたとして男女3人が逮捕されました。

児童ポルノ製造の疑いで10月1日までに逮捕されたのは
・住所不定・無職の31歳の男
・和歌山県・無職の21歳の女
・秋田市・自称保育士の26歳の女の3人です。

3人は共謀して、今年9月18日ごろ、熊本県の中央部に住む18歳未満の女子生徒にわいせつな動画を撮影させた上、SNSで送信させた疑いが持たれています。

警察は別の事件の捜査でスマートフォンを解析した際に、女子生徒のわいせつな動画が見つかったため、入手経路などを捜査していました。

警察によりますと、事件には熊本県外に住む別の20代女性も関与していて、警察は、この女性についても任意で捜査しているということです。

スマホ10台以上を押収

4人はSNSで女子生徒と知り合う役や、裸の動画を要求する役など、役割分担をした上で犯行に及んでいて、女子生徒とは面識はなかったとみられています。

警察は捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていません。

警察はこれまでに行った家宅捜索で4人の関係先から10台以上のスマートフォンを押収していて、4人がSNSで知り合った匿名流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」で、動画を販売して収益を得ていた可能性もあるとみて、余罪についても捜査を進めています。