■ 小学生ですが「名人」

キラリと光る子どもたちの姿を紹介する『子どものチカラ』。
約 2年前に出会った少年が得意のあの分野で規格外の成長を遂げています。


「よろしくお願いいたします」

それから、わずか 5分もたたないうち…

しかし4分、て


記者
「参りました」

26歳の記者をわずか 4 分で打ち負かしたこの少年。
嶋田 旬吾(しまだ しゅんご)くん、小学 6年生です。
今年 4月、偉業を成し遂げました。

相手が誰であろうとも決して手は抜かないことは大事


嶋田 旬吾 くん(11)
「小学生将棋名人戦というので優勝しました」

小学生将棋名人戦。全国の小学生棋士の頂点を決める名誉ある大会です。

天才棋士たちの片鱗はやはり幼いころから


旬吾くんが通う将棋教室の先生 清水 俊 先生
「熊本では初めてですし、歴代の優勝者でプロのタイトル取っておられる先生も多いので、すごい期待できる結果」

旬吾くん
「不思議な感じです。ここまでいけるとは思っていませんでした」

■ プロ棋士という夢へ着実に

旬吾くんと私たちの出会いはおととし。当時、4年生の旬吾くんです。

旬吾くん
「将来の夢はプロ棋士になることです」

今よりまだあどけない


あれから 2年。
夢に向かって着実に成長を続ける旬吾くんはどんな生活を送っているのでしょうか。

旬吾くん
「ただいま~」

午後 4時、学校から帰宅すると将棋ではなく…旬吾くんの手には、鉛筆が。

漢字 も 大事


旬吾くん
「僕は宿題は後に残すと大変になるんで早めに終わらせたいんで帰ってきてからしますね。やっぱり自由時間を長くしたいというのがあります。将棋する時間が増えた方がいいです」

やるべきことを先に済ませる。大人顔負けの精神です。
宿題を手際よく済ませ、いよいよ将棋の駒に手が伸びる!
…と思いきや、手に取ったのは、パソコン。
自宅に居ながらレベルの違う棋士と対局ができるオンラインで腕を磨きます。

AIを活用したディープラーニングも当たり前の時代


十数手先まで相手の動きを予測します。
そして…
オンラインの相手に勝利しました!
喜びもつかの間、棋譜と呼ばれる対局の記録を振り返りながら課題を洗い出します。

「読む力」は若いうちに鍛錬した方がいいとか


旬吾くん
「どこかに悪い手はあると思うので、この時はこうすれば良かったという事がわかって勉強になる」

旬吾くんに今後の目標を聞いてみました。

プロはもう大前提として


旬吾くん
「プロです。さらにプロの段位を6段か7段か、4段よりは高く上げたいですね」