熊本県産アサリの産地偽装根絶に向け、県が構築した流通モデルの本格運用を前に、6月 3日 卸売業者や小売店の担当者がその手順を確認しました。

現在 熊本と福岡にしか流通していない県産のアサリを全国で販売するため、県は産地偽装を防ぐ流通モデルを構築し 6月 11日から運用します。

この流通モデルは、水揚げから消費者に届くまでの取り扱い業者などの情報を QRコードで管理し、途中で別の産地のアサリが混入しないことを目指します。

運用を前にアサリの流通に関わる業者などが QRコードに情報を登録する方法を確認しました。

記者
「実際に産地証明書の QRコードを読み込むと、このように出荷日や水揚げされた漁協などがわかります」

また、この流通モデルでは他の産地のアサリを混ぜて出荷できないよう出荷と入荷の量も管理されることになっています。