天草市では、淡い黄色の花を咲かせたハマボウが見ごろを迎えています。

ハマボウは、天草地方などの暖かな海岸沿いでよく見られる夏の代表的な花のひとつです。
天草の各地で見られるハマボウですが、なかでも天草市新和町(しんわまち)の群生地では、約1万本のハマボウがあたり一面に咲き誇っています。

天草市の花に指定されているハマボウは、アオイ科の一日花(いちにちばな)で、河口や海岸などの淡水と海水が混ざり合う場所に多く分布していて、朝に直径6cmほどの花が開き、咲き終える夕方まで淡く黄色い姿を見ることができます。
今年は暖かい日が多く例年より少し早い開花だということです。

ハマボウの花は7月末までが見ごろで7月16日までの週末には、パークボランティアによる鑑賞会なども予定されています。