8月の記録的な大雨によるタクシーの被害が深刻だとして、事業者が熊本市に支援を求めました。

熊本市タクシー協会 小山剛司会長「車両の購入・修繕・営業所などの施設の復旧、こうしたところへの支援をお願いしたい」

西区松尾にあるタクシーの事業所では19台のタクシーが水に浸かり、使えなくなりました。

大衆タクシー 藤本剛社長「浸水していることに気付いて、10分くらいで水がだいぶ上がってしまって…」

熊本市タクシー協会によりますと、加盟社全体で63台が廃車になり、営業所への浸水被害なども含めると損失総額は2億1500万円に上る見込みです。

大西市長は、国への要望にもタクシー業界への支援を盛り込んでいるとしたうえで「できる限りのことをする」と話しました。