九州北部地方が梅雨入り

午前11時に、気象庁は「熊本県を含む九州北部地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

平年より6日早く、去年より13日も早い梅雨入りです。

5月29日(月)の県内は前線や湿った空気の影響で雲が多く、この先1週間くもりや雨の日が続く見込みです。

5月30日の予想天気図

九州南部より北部が早いのは2011年以来12年ぶり

5月29日(月)梅雨入りが発表されたのは、九州北部から中国・四国・近畿・東海地方で、九州南部地方はまだ梅雨入りの発表がありません。

例年、九州の梅雨入りは、北部と南部が同じ日に発表か、南部が早い年が多いのですが、今年は前線が北の方から南下するため、北部の方が早い梅雨入りとなりました。

今年の梅雨時期の雨量は「ほぼ平年並」に

気象庁が発表した3か月予報によりますと、九州北部地方の降水量は6月、7月ともに「ほぼ平年並」の予想です。

熊本県は、平年でも梅雨時期の降水量が多いため、今年も大雨への警戒、備えが必要となりそうです。