「味方が増えた!」

アプリに興味を示したのは若者と企業をつなぐ対策に熱心な長洲町(ながすまち)でした。

長洲町 中逸博光 町長「長洲町には外国人が600人以上働いている現状があります。このツールを通して、色んな国際化、共生化というのがさらに進んでいくんじゃないかと期待しています」

慣れない営業で苦戦中だった櫻井さんにとって、「心強い味方」が現れました。

すると、町内の建設会社も。

興亜建設工業 末吉大吉社長「今回こちらの取り組みが面白いのは、まず地域を知ってもらうところが切り口になっているところですよね」

大人の仲間が少しずつ増えてきました。

末吉社長「小中学生の時からこういった取り組みを通して、会社そのものも知ってもらう。その先にSDGsがあるのは(少子化の中で)企業側としてもありがたい」

解説付きの『SDGsの花』には、子どもたちから「いいね」やコメントが届きます。個人情報は非公開で、登録したニックネームを使って企業と子どもたちが交流できる機能です。

さらに、17ある目標をそれぞれに擬人化。キャラクターデザインは崇城大学芸術学部の学生たちに託しました。

デザイン学科の学生「めちゃめちゃ楽しそうだな、面白そうだなって」「(擬人化したキャラクター)みんな、かわいいんですよ」

櫻井さん「生んだ子はかわいいよね、わかるよ、わかる」

櫻井さん「やっぱりメイドイン熊本にしたかった。あらゆる世代がアクセスして、みんなが集まって世界をよくする仕組みにしたい」

櫻井さん、アプリに「ワクワク」を散りばめました。