熊本県内各地で氷点下まで冷え込んだ2月28日、植木地域では早くも大玉スイカの出荷が始まりました。

JA鹿本の選果場では農家が丹精込めて育てたスイカが次々と運び込まれ、初出荷を迎えました。

全国有数の生産量を誇るJA鹿本管内では、377人の農家が大玉スイカを栽培しています。

この大玉スイカは関東や関西を中心に、全国27の市場で販売されます。

今シーズンは1月の寒波や日照不足の影響で生育が、やや遅れているということですが、糖度や味、香りは良好で、スイカ独特の食感もいい出来になっているということです。

持ち込まれたスイカは1玉4キロから5キロのものが中心で4月下旬ごろの最盛期には8キロほどのものが出荷されます。

JA鹿本によりますと7月上旬までにおよそ160万玉の出荷を見込んでいるということです。