息子の「決断」とは…
輝さん「新型コロナの影響もあったし、母の体力的なものあるし。店をオープンして2年目に乳がんになって、その数年後には子宮体がんとかになって…」
二人三脚で切り盛りしてきたこのカフェを閉店することにしたのです。
輝さん「母には感謝です。20年こんなに一緒にいてくれて。母も年齢が年齢なので、自分の時間というのも大事にしたい思うので。親からの本当の自立かなと」

営業最終日。開店と同時に店内は名残を惜しむ常連客でいっぱいに。輝さんの高校時代からの大親友も駆けつけました。

友人との絆が無くならなかったのもこのカフェがあったからこそ。
雄子さん「お友達に本当に感謝よ」
オープンからおよそ10年、店とともに成長していった輝さんの姿に…
雄子さん「人の言葉を1つ1つ聞き取って、その言葉かけに息子に癒されたと
お客さんも言ってくれて、ここまで成長したところが見られたのも ここがあったからかなというのがあります」
今後、知り合いを頼って県外で働こうと決めた輝さん。
輝さん「大分県で色んな勉強をしてもっと自分に厚みをつけて、自分がこの動かない身体で色々な発信をして、こういう人もいて生きていることをもっと発信して、いつかこういう場所を最終的に作っていきたいと思います」
