コメ農家に侵入し、白米約500gを盗んだとして、農家の手伝いだった40歳の男が逮捕されました。

警察の調べに対し、男は「お金がなく食べるために盗んだ」と容疑を認めているということです。

住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、熊本県宇城市松橋町に住む無職の男(40)です。

男は今年7月29日から30日の間に、宇城市小川町でコメ農家を営む69歳の男性の家に侵入し、台所にあった30kgの米袋から白米約500g(時価500円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

コメ農家の男性が8月、「自宅の防犯カメラに台所から米を盗む男の様子が映っていた」と警察に被害を届け出ていました。

警察によりますと、男は数か月前までこの男性の農作業を手伝っていたといい、男性の自宅に入ったこともあったそうです。

現場周辺では米などの食料品が盗まれたという被害の相談があり、警察が関連の有無を調べています。