20日朝の熊本県内は各地で氷点下の厳しい冷え込みとなり、阿蘇市では凍る滝として知られる「古閑(こが)の滝」が、凍りついています。

20日朝の県内は、阿蘇市乙姫(おとひめ)で最低気温が氷点下7.3度など、各地で氷点下の厳しい冷え込みとなりました。


阿蘇市一の宮町(いちのみやまち)にある落差およそ100メートルの古閑(こが)の滝は、ここ数日の厳しい寒さで今シーズン初めて凍りついています。


外輪山の東に位置する古閑の滝は、もともと水量が少ないこともあり、寒さが厳しくなると滝全体が凍ることで知られています。


山肌に吹き付ける冷たい風で水しぶきが独特の形で凍りつくなど、自然が作りだした氷のオブジェは阿蘇地方の厳しい寒さを象徴する冬の風物詩です。

20日の日中は、熊本市の最高気温が11度の予想で、日差しがあっていくぶん寒さは和らぎそうです。