国が整備を進める南九州西回り自動車道で、熊本と鹿児島の県境を結ぶ橋の連結式が行われました。

12月7日、連結式が行われたのは、南九州西回り自動車道の水俣市袋と鹿児島県出水市境町をまたぐ「境川橋(仮称)」です。

式には金子恭之国土交通大臣(熊本4区選出)や、熊本と鹿児島の両県知事も出席し、橋桁のつなぎ目にコンクリートを流して熊本と鹿児島がつながりました。

金子恭之国土交通大臣(熊本4区選出)「熊本・鹿児島両県が結びつく道路が整備されたことは、今後の開通に向けて大変大きな一歩である」

南九州西回り自動車道は、八代市を起点に鹿児島市に至る全長約142kmの高規格幹線道路です。

地域の経済活性化や防災時の代替道路としての役割が期待されています。

現在、熊本側は、水俣ICまでが開通していますが、全体の完成時期は未定です。