訓練の一環で
現在、熊本県警で事件捜査の最前線に立つ「機動捜査隊」に所属しています。

「広域203 指令の件、現場直近のため臨場します」
「熊本本部、了解」
荒嶽さん「110番の指令があった際に現場に臨場したり、各署の捜査応援で防犯カメラを見て回ったりしている。犯人を捕まえたいという気持ちが一番強い」
今では覆面バイク(黒バイ)に乗ることもある荒嶽さんですが、バイクとの出会いは「白バイ隊員」になった6年前のことです。

荒嶽さん「最初は全然うまく乗れなくて、数えきれないくらい転倒した。厳しい訓練に耐える毎日でした」
そんな中、訓練の一環としてトライアルを始めました。
荒嶽さん「トライアルはバイクの基本。クラッチワーク、アクセルワーク、バランス感覚、全てのバイクに通ずる部分がある。被疑者の追跡・追尾を事故なく安全に、かつ迅速・的確にできるようになる」
県警の白バイ経験者にはトライアルの大会に出場する人もいますが、これまで国際A級を取得した人は1人もいません。
「自分が、一番最初に国際A級へ」
その思いを胸に、11月16日、宮崎県えびの市で最終戦に臨みました。









