熊本市西区の沖合で赤潮が確認されたことから、熊本県は有明海に赤潮警報を発表しました。
県水産研究センターによりますと、県と県漁連が今日(11月18日)、有明海全域のノリ養殖場を定期調査したところ、熊本市西区河内町から沖新町にかけて海水が赤潮で着色しているのを発見しました。
県が詳しく調べたところ、赤潮は有害な植物性プランクトンの一種、「ヘテロシグマアカシオ」で、警報発表基準値の約1.7倍のプランクトンが見つかりました。
現時点で被害は確認されていませんが、このプランクトンは魚や貝などを窒息死させる恐れがあることから、県は周辺の漁業関係者に注意を呼びかけています。









