会社に無断で作成した書類を使い、金融機関から850万円あまりをだまし取ったとして、経理担当だった女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本県宇土市松山町の無職、石橋明美容疑者(57)です。
石橋容疑者は、熊本県八代市の製造会社で経理担当として働いていた2022年4月から11月までの間に、会社に無断で作成した払戻請求書を使って、金融機関から10回にわたり現金あわせて約865万円をだまし取った疑いがもたれています。
警察によりますと、石橋容疑者は別の従業員が管理していた会社の判子を、何らかの方法で入手し書類を作成したとみられています。
去年3月、会社が警察に被害を申告していました。
警察の調べに、石橋容疑者は容疑を認めた上で「収入に見合わない額の買い物の支払いにあてた」と供述しているということです。
警察は、余罪があるとみて捜査しています。









