11月30日の熊本県庁は、いつもと違った様子でした。一体何が起こったのでしょうか?
この日の県庁は普段と異なる雰囲気が…

受付の職員は…麦わら帽子でお出迎え。

そして屋上には、海賊旗!?

これは熊本地震からの復興プロジェクトの一環として設置された「ルフィ像」の設置4周年を祝うもの。

訪れた観光客も麦わら帽子を被り、一緒に祝いました。

タイからの観光客
「Very intersting(とても 面白い)」

3歳・1歳児の母親
「ワンピースにやっと興味を持ち始めたので(このイベントは)すごくよかったです」

ONE PIECEファンの親子
「楽しかったです」
「ルフィが仲間を大事にしているので、アニメと一緒で熊本もそうやってみんなで力を合わせて復興を進めて頑張っていきたい」

キャラクター像目当ての観光客も訪れるようになった熊本。

「ウソップ像」が設置されている観光地・阿蘇では…

熊本市からの観光客
「いい記念になりました」
フィリピンからの留学生
「フィリピンでもとても人気です。メンバー全員を探して写真を撮りたい」

神奈川からの観光客
「これ目当てで来ました。ワンピースがお互い好きなので回っています」

ウソップ像の設置から3年。像の隣にある「道の駅阿蘇」では、回遊性や集客の効果を実感しています。

道の駅阿蘇 徳永 真樹さん
「(設置効果は)十分あると思います。熊本にそれを目的に来られる方も多いので、阿蘇にウソップを見に来られる方も多いからですね」

経済効果は、ルフィ像1体で約26億円とも試算されています。

今年7月までに県内には10体のキャラクター像が設置されたことから今後、県はさらに多くの観光客を見込んでいます。