TSMCの県内進出を受け半導体関連の人材育成が急務となる中、熊本大学が新たな学部の設置へ踏み出しました。


熊本大学 小川久雄 学長
「75年ぶりの学部相当の新組織設置を行う大改革となります」


熊本大学に再来年2024年 春、設置が予定されているのは、「情報融合学環(仮称)」です。


この学部組織には、デジタル技術に関する人材を育成する総合コースと半導体製造過程の管理を学ぶコースがあります。


TSMCの進出を受け今後は、製造だけでなく品質管理ができる人材も必要とされることからその育成にも力を入れます。

熊本大学では毎年、卒業生の6%前後が半導体関連企業に就職していて、新組織の設置によって10年後にはこの数を倍にしたい考えです。