学生時代バドミントンに熱中していた福岡出身の米満薫アナウンサーが、熊本に来て驚いたバドンミントン専門店を取材しました。驚いたのは「速さ」です。

熊本市にある創業30年のバドミントン専門店です。


私が熊本に来て驚いたのが…ナイロン素材の糸・通称「ガット」をラケットに張っていくこの男性。大関 一誠(おおぜき いっせい)さん(32)です。


この作業、ラケット1本に要する時間は1時間ほどと言われていますが、大関さんは約15分。4分の1の時間で完成させます。


何が他の人と違うのか。ガット張りの経験がる私がやってみると…

米満アナウンサー
「全然スピードが出ないですね。指先に集中すると言ってましたけど…」


大関さんは、指を沿わせているだけのように見えますが、圧倒的な速さで通していきます。


さらに、選手によってガットの種類や張る強さを変えていきます。では、張る強さが強いとどうなるのか?

バドミントン専科WaiWai 大関 一誠さん
「シャトルを弾くようになる。でも、弾くためにはタイミングよく力を込められる技術が使う人に必要になってくる」


一方、弱く張ると?

大関さん
「しっかり(シャトルを)咥えてから反発するから、楽に力をかけずに飛ばしやすい。コントロールもしやすい」


大関さんに信頼を寄せる選手は多くいます。

来店者
​「ガットによって反発とかが違うので、やりやすさとか感触が全然違います」


それぞれの選手に合ったものを自分の目で見て選んで提供する大関さん、バドミントン王国熊本を感じることができる取材でした。