再来年 2024年の4月に熊本県内で初めて開校する県立の夜間中学についてその理解を深めようと、討論会が開かれました。
夜間中学は義務教育を受ける機会を保障するためのもので、2024年の4月に熊本市中央区の湧心館(ゆうしんかん)高校内に開校することが決まっています。

きのう11月27日、熊本市で開かれた討論会には教育関係者たちおよそ130人が参加し、現状や課題について議論を交わしました。

福岡県の夜間中学 内田 久徳 校長
「(中間・期末等の)テストをするのがいいのかどうかというのも悩みました。これも現在課題として残っていまして、職員と議論しています。私は基本的にテストは省いていいのかなと思っています」

夜間中学の入学対象者は熊本県内在住の15歳以上で、3学年 20人ずつ程度を受入れ予定にしていて県ではきのう(11月27日)から入学希望者の要望などを把握するために事前調査を始めています。
