阿蘇の草原に放牧されていた牛たちが、本格的な冬を前にそれぞれの牧場に帰っていきました。
繁殖牛(はんしょくぎゅう)を阿蘇の草原に放牧する熊本型放牧(くまもとがたほうぼく)は、牛を預ける農家の飼育コストが下がり、牛の運動量は増えるというメリットがあります。

今年2022年は山鹿市や玉名市など、25軒の農家から約250頭の牛が預けられていましたが、約7か月間の放牧期間を終え、農家の人たちが牛を迎えに来ました。

山鹿市の農家
「こっちではのびのび走り回ってストレスもなく健康な牛で帰って来ますので」

熊本市の畜産農家
「帰ってからのお産も力強く産んでくれるしね(来年4月が)待ち遠しいね」

牛たちは、来年2023年4月にまた草原に戻ってきます。

