ユネスコの無形文化遺産にも登録されている熊本県八代市を代表する祭り、妙見祭(みょうけんさい)が3年ぶりに開催され、大勢の人で賑わいました。


新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの本格開催となった八代妙見祭は、23日が祭りのハイライト、神幸行列です。


御旅所(おたびしょ)から妙見宮(みょうけんぐう)までのおよそ6キロの道のりを豪華絢爛な9基の笠鉾(かさぼこ)や神輿が練り歩き、沿道には多くの見物人が集まりました。


江戸時代から伝わる笠鉾には、福の神や縁起物で飾られ、繁栄や長寿を願う人々の思いが込められています。


祭りはこの後、妙見宮近くの砥崎(とさき)の河原に「ガメ」が登場するとクライマックスに。
水しぶきを上げるガメに集まった人たちは歓声を上げ、伝統の祭りを堪能しました。