2022年も残すところ1か月あまりとなりました。
熊本県天草市では早くも正月用のしめ縄作りが始まっています。


稲わらの香りが立ち込める中、天草市本町(あまくさし ほんまち)の作業場では、シルバー人材センターのメンバーたちが、今月からしめ縄作りに取り掛かっています。


ワラを叩いて柔らかくした後、端を揃え片方を足で押さえながら器用により合わせていきます。


しめ縄に使われるワラは、天草市内で収穫されたうるち米の稲をかけ干ししたもので、メンバーは「今年は青みも多く、良質なワラが確保出来た」と話しています。


一つ一つ丁寧に作られたしめ縄は丈夫で、熊本県内各地からも注文が入るということです。

12月中旬までに神棚用や、玄関用など7種類、6000本程のしめ縄が作られ、JAの農産物直売所などで販売される予定です。