熊本県警は警部以上の幹部職員など345人に対する人事異動を発表しました。
今回は捜査に関わる画像や動画の解析を行う専門部署の新設や、匿名流動型犯罪グループ=いわゆる「トクリュウ」対策のための人員増強が柱となっています。
3月末の県警の人事異動に合わせて新設されるのは「捜査支援分析課」です。
捜査支援分析課は主に防犯カメラの映像分析や携帯電話の解析などを行う部署で、より早くより多くの映像を入手できるよう、これまでは独立していた機動捜査隊もこの部署に含まれるようになるということです。
また、増加する投資ロマンス詐欺に関与しているとみられる「トクリュウ」対策として熊本市内4署の刑事第二課の捜査員を約10人増員する予定です。
人口や外国人が増加する熊本県菊陽町周辺の体制強化の一環として、「津久礼駐在所」を「交番」にして、人員を2人から6人に増やすということです。