さまざまな依頼舞いこむ

依頼をするのは教員たち。「サポートシート」に作業内容を記入します。その依頼内容はさまざまです。

太田郷小学校の教諭たち「新1年生に作るメダルの台紙を140枚くらい切らなくちゃいけなくて」

「宿題を毎日作っているんですけど、印刷に時間が足りない時とかにお願いします。勉強が苦手な子の宿題を一緒にやったり、子どもと接したりする時間が増えるので、そこが本当に助かるなと思います」

子どもとの時間が増えることで、教育の質が上がったという嬉しい声がある一方で、課題もあります。

太田郷小学校 寺本直史教頭「もし支援員が増えるのであれば、もっと増やして頂きたいなと思います」

太田郷小学校は全校児童780人の規模の大きな学校ですが、それでも配置されている支援員は本田さん1人。そのため、時期によっては依頼が集中してしまうこともあるといいます。

寺本教頭「(依頼を)計画的に前々から少しずつ準備をしていくことで、学校として対策をしている」

新年度から本格導入される予定の「教員業務支援員」。運用の仕方には工夫が必要になるかもしれません。

本田さん「私が出来ることは限られていますが、出来る分だけでもお手伝い出来たらなと思っています」