熊本県は、2025年度から熊本市を除く内の全ての公立学校412校に「教員業務支援員」を配置する予定です。(公立小学校345校・県立高校47校・特別支援学校20校)

教職員のサポートが主な役割ですが、どんなメリットがあるのか?すでに導入している学校を取材しました。

資格はいる? 勤務時間・仕事内容は?

忙しそうに作業するのは、八代市の太田郷小学校の本田英子(ほんだ えいこ)さん(64)。教職員をサポートする支援員として約4年半勤務しています。

太田郷小学校 教員業務支援員 本田英子さん

太田郷小学校では、教職員の負担を軽減するため、5年前から支援員を配置しています。

「教員業務支援員」に特別な資格は必要ありません。県の会計年度任用職員として採用され、週に4、5日20時間以内で勤務します。

本田さんがするのは、低学年の給食のサポートや、生徒に配る資料の印刷です。

本田英子さん「学年に応じていろんな印刷があるので時間に間に合うようにします」「来週の時間割は木曜日の午後か金曜日の朝に渡さないと。子どもたちが持って帰る物だから」