例えばこんなものが「違反」 

熊本市で違反ごみとなるのは、次のようなものです。

熊本市の「違反ごみ」事例

▼市指定のごみ袋を使っていない
▼家電製品や大型ごみ ※回収には事前の申し込みが必要
▼可燃物にライターなどの特定品目の混入     など

爆発・火災…悪質な「違反ごみ」の事故

中には、大きな事故や市民生活への影響につながる悪質な違反ごみもあります。熊本市では、2017年にごみ収集車の中でライターなどが爆発。他のごみに引火して煙が上がりました。

熊本市 西部クリーンセンター 小島秀樹さん「ガスボンベも出てくる。それがあると、間違えて積んだときに車両火災を起こすことがあります。(収集車の)中を出して消火をするが、周りの方や作業員に危険がある」

また、2023年は焼却施設の東部環境工場で、燃やすごみと一緒に捨てられたバッテリーやスプレー缶が原因とみられる火事が発生。消火活動は18時間に及び、施設の復旧のため6日間ごみの受け入れが停止されました。

2024年12月には熊本県天草市の「本渡地区清掃センター」でガスボンベなどが原因とみられる爆発が起き、年が明けた1月28日現在も施設が使えなくなっています。この施設では2023年にも同様の事故があり、修繕に1億8000万円かかったということです。

(スタジオ)

まさやんキャスター「一人一人が気をつければいいのですが、自分一人ぐらいなら…という考えが、このようなトラブルを生むことになるんですよね」

まさやんキャスター「ほとんどの人は正しく捨てている、だからこそ、いまいちど気を付けて確認してほしいですね」

後生川凜アナウンサー「自分一人くらい、いいかな?と思ってしまう時、このような過去の事故のことを考えると分別できるかと思います」