捨ててはいけない日に捨てられるごみや、捨て方が間違っている「違反ごみ」。ごみの収集が終わった場所に、違反シールが貼られたごみが残っているのを見たことはありませんか?回収されなかった「違反ごみ」は、その後はどうなるのでしょうか。
年に“1万件” 違反ごみに悩まされる回収業者
熊本市内の家庭ごみ用のステーション。この日は「燃やすごみ」の日ですが、なかにはビン・缶・ペットボトルが入っているものも多々あります。収集業者は違反ごみを見つけると、その都度、違反シールを貼っていきます。

馬場商店 松岡修さん「やっぱり大変ですね、見落としも正直あるので。なるべく発見できればいいけど」
ごみの量が最も多くなるのは年末年始。しかし、3月上旬ごろから再び増えるといいます。
松岡さん「引っ越しシーズンになると引っ越しごみがでてくる。なんでもかんでも混ぜて可燃ごみに出しているのは結構見る」
収集業者は、どこにどのような違反ごみがあったのか、ステーションの番号や座標を市に報告しています。熊本市によりますと、2019年からの5年間で市内の違反ごみは平均して年に1万件ほど。分別が出来ていない「品目違い」のごみが最も多いということです。
では、違反シールが貼られ、回収されない違反ごみはどうなるのでしょうか。
