熊本県内の上空には、この冬一番の寒気が流れ込み、厳しい寒さとなっています。あす(10日)にかけて積雪などに注意が必要です。

標高約1100メートルの阿蘇山上の一帯では、8日から断続的に降る雪が5センチほど積もり、銀世界となっています。


熊本市から「めっちゃ寒いです。顔が痛いです。子どもたちはいっぱい遊んで楽しそうなので、大人は寒いですが良かったかなと思ってます」

草千里では駐車場を管理するスタッフが、朝から雪かきに追われていました。


台湾から訪れた観光客も台湾では珍しい雪景色に歓声を上げていました。

台湾から「寒いですが(雪景色が見られて)私は熱い気持ちが抑えられないほど。寒くても寒くない感じです」


また一帯では、樹木に付いた水分が凍り付く「樹氷」も見られ、真冬の景色となっています。

気象台によりますと、あす(10日)正午までに降る雪の量は多い所で、山地は5センチ平地でも1センチの予想で、積雪や路面の凍結に注意が必要です。